ユーザーの声

竜王食品株式会社 営業部長 美野弘和 様

美野弘和 様

―竜王食品様は、2009年にPIECEシステムを導入されましたが、効果はいかがでしょうか。

1 番のメリットは、事務作業が効率化されたことです。
受注から伝票発行まで、1度の作業で完了することや、請求書もボタンひとつで作成することができます。以前のシステムではチェック作業など手間がかかったものですが、このシステムは「ああして欲しい、こうして欲しい」いう要望をすぐに取り入れてくれるので、思ったようにシステムが出来上がってきました。
実は未だ完成していないのですが、着実に良くなっています。

―営業支援ツールとしてみた場合のメリットはどうでしょう?

々の売上状況や利益管理情報など、必要な情報はボタンひとつですぐに画面で確認したり帳票にできますし、欲しい情報を欲しい形に、例えば商品別に売上高を順番に並べ、前年対比も一緒に表示するなど、日々の売上実績を元に表を作ったりデータを取り出したりすることもできます。
エクセルなどわからなくても、困ったことはありませんね。

―パソコンの利用状況はどうですか?

前のシステムのときからインターネットは使っていましたが、やっと使っていた、という感じです。
今は何かわからないことがあってもPIECEさんへ問い合わせればいろいろと教えてくれるので、とても重宝しています。ちょうど社内にSEがいるような感じです。販売管理システムに直接関係ないことでも聞けるので、ユーザーとしてはありがたいですね。

―竜王食品様は滋賀県、PIECEは栃木県と物理的な距離がありますが、問題はありませんか?

発当初からインターネットを経由したオンラインで結んでいるので、距離が問題になったということはありませんね。
PIECEさんの様に、最初にテンプレートを導入し、そこからカスタマイズしていくシステムはこのような手法でないと開発やメンテナンスなど全ての面で難しいと思います。
サーバーの導入時など、こちらで作業する必要があれば来てくれますし。ただ、私が車で栃木へ伺うときはさすがに遠いな、とは思います(笑)。画面を見ながら画面の説明を受けているときなどは、机を並べて仕事をしているのと同じ感覚です。さらにSkypeを使えば電話代もかかりません。日本中どこでも、インターネットさえ使えれば同じ条件でできると思います。

―これから拡張したい機能はありますか?

ずは、在庫管理のシステム化ができていませんのでこれを進めたいです。
当社は専業メーカーですので管理対象は主には原料と資材です。その日の使用量と入荷量がわかれば、日々在庫管理はできます。
次に、原料の履歴管理、トレーサビリティーについても今後必要になってくると思います。これは当社だけではなく、生鮮野菜を取り扱う業界全体に言えることではないでしょうか。ここまでできれば営業戦力として大きな力になります。後は、製造管理に関わるところ、生産性、工数、歩留まりまでできれば、全社システムとなります。それには当社内でも人材育成など、体制作りが必要です。

―PIECEに対してご要望などありますか?

営のポイントは、時代の流れに応じてより早く、的確に問題点・課題に気がつくことです。このシステムは、社長から現場の社員まで同じ情報を見ることができるので、トップが指摘しなくても担当者が自分で原因を見つけて即座に対策を考えられる仕組みになっています。これにより、問題解決までのスピードがより速くなりました。

―「システムを成功させる秘訣」は何でしょうか?

れはPIECEさんに対して、ということではないかもしれませんが、漬物業界は秋本食品さんのように大手の企業もありますが大多数は小さな会社です。
それぞれに品質管理室やシステム室のような機能を持つことは負担が大きい。
一括して品質を管理してくれる会社や団体などがあればそこに細菌検査や日持ち検査などを依頼して、必要なときに結果を得られるようにデータベース化してくれれば非常に存在価値があると思います。
同様に、表示や計量など法律的なことも管理してもらえれば、品質的にも業界の底上げになると思います。誰かやってくれませんかね?

―ありがとうございました。

竜王食品株式会社 ホームページ