ユーザーの声

株式会社東京にいたか屋 取締役副社長 山藤武 様

山藤武 様

―東京にいたか屋様は平成19年にPIECEシステムを導入されました。その経緯をお聞かせ下さい。

時使っていたシステムが古くなり入れ替えの必要性が出てきました。
いくつかの販売管理ソフトを比較検討する中で、PIECEシステムは同業者が作るシステムで業界も知っている。且つ既に運用実績もあり魅力を感じていました。また他と比べてコスト的にも有利だったのでそれらを踏まえ導入を決めました。

―実際にPIECEシステムの運用が始まってからはいかがですか?

P IECEは漬物業界を知っているので使い勝手はとてもよい。基本となる売り・買いの機能はかなりフィットしています。但し、導入したままの状態では、ただの伝票発行マシンとあまり変わりないので、毎月行なっているシステムミーティングを活用しこちらで作った仕組みをシステム化するなど、随時機能の追加や変更を行いシステムを成長させて行くことが重要です。
当社では、保守契約を結びシステムを継続的にバージョンアップしています。システムが除々に成長し、たとえば営業会議の資料などは表計算ソフトなどを使わずに、必要な情報を販売管理システムから取り出せるようになっています。

―現時点で問題点はありますか?

きな問題はありませんが、機能が増えてくるとメニューやボタンも増えてきますので、時々整理が必要です。多機能で拡張性のあるシステム故の問題だと思いますが、システムの成長とともにこちらの要望が高度化し、以前使っていた帳票やフォームが段々使いづらくなっていく場合があります。
常に新しい機能を要望し追加するので、メニューボタンが少しずつ増えてしまいます。使わない機能やボタンは、ある意味発展的に削除しています。

―システム導入を成功させる秘訣はどのようなことだととお考えですか。

1 番は、誰もが使いやすいシステムを構築すること。感覚的に使えるものにすることです。
たとえば、必要なものはボタンひとつで誰でも出せるようにする。営業担当者であれば目標達成度がわかる情報を自分で必要にあわせて取り出せるようにすることなどです。
機能、性能が良くても使いづらいものは次第に使われなくなってしまう。まずは、ユーザー自らが求める仕組みを作り上げ、それをPIECEがシステムの専門家として具現化することで、使いやすい良いシステムが構築できると思います。

―最後に、今後PIECEに期待することをお聞かせ下さい。

営判断の材料となるもの。即ち正確性が高い情報の提供です。
例えば受注と出荷、発注と荷受の仕組みをシステム化することで、以前に比べ在庫管理の精度が上がり、発注漏れや過剰在庫を減らすことができてきています。
当社は仕入商品が多いので、在庫管理の精度を向上させ、適正在庫を持つことは利益の源泉となります。このように、データベース化されている膨大なデータを基に、適切な経営判断を下せる情報の提供がこれからの課題です。また、インターネットを活用したテレビ会議システムなど、これからも新技術やコスト削減の提案を専門家の立場から行なって下さい。

―ありがとうございました。

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